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アルコRSD-5は、アメリカン・ロコモティブ(アルコ)が生産した車軸配置C-Cの電気式ディーゼル機関車である。 == 解説 == 本形式は、RSD-4の発電機容量をPA(1エンジン、2,000馬力)と同一とした改良機である。RSD-4は車軸配置A1A-A1AのRSC-3をC-Cとしたもので、その目的は動軸数が4軸から6軸へと増えたことによる低速での牽引力の増加と、軸重の低減である。 納品先によりいくつかのタイプがあり、通常はロング・フード(いわゆるボンネットの長い側)向きに運転席を設置するところ、アッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道(ATSF)ではショート・フード側を前としたり、シカゴ・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(CNW)ではダイナミック・ブレーキを装備するためにショート・フードの屋根が運転台と同じ高さのハイ・フード型になったものがある。 合計204両が製造されたうち、167両がアメリカ合衆国内で、37両がメキシコ合衆国で使用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルコRSD-5形ディーゼル機関車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 ALCO RSD-5 」があります。 スポンサード リンク
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